色の固定概念

2015年4月23日 MtG
赤いデッキは早くて使いやすいとは思うけれど、状況に応じたプレイングが必要とされる上に、ベスト解答でないとライフ1点の差で負けるということが往々にして起こる。

常に神経をとがらせて、相手は何をするか、ライフはいくつか、手札はいくつか、どのタイミングでどのカードを使うか、マナはどれだけ残しておくか、という状況を常に把握しておくことが必要な「デイトレード」のようなプレイングが要される。



対して、
青いデッキはコントロールをするための基盤を整えることをまず優先すればいい。

否定と厳選を繰り返して盤面を調整するが、明確なタブーが存在するため、把握する情報量は比較的少ない。

決して少ないというわけではないが、ビートVSビートのような駆け引きとは違う情報で「これがプレイされたらこうする」という模範解答があらかじめ用意されているので、イレギュラーには弱いがある程度安定的な対応ができる。
常に考えを巡らすということは少ない。
例えるのであれば「公務員業務」といったところか。


「赤は短絡的にガーッとカードダンプしてればいい。」
っていうのを稀に聞くが、そんな単純なことではないのは赤使いが一番知っているだろう。


一瞬で爆発してアドバンテージを得る「デイトレード」と、
コツコツとアドバンテージを蓄えて堅実な利を得る「公務員業務」
どちらも選択を誤らなければ勝つことは可能。


単にリスクの度合いが違うだけで、毛色は同じ。
改めて、MtGのゲームバランスの奥深さを味わった気がした。

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