だがしかしロマンを捨てては発展なく、発展なくしては衰退のみである。
2015年7月3日 MtGというわけで凝りもせず《強大化》と《ティムールの激闘》について考えようかね。
まず、これらのカードはどちらもクリーチャーを媒介にしなければならない。
つまり3枚コンボである。
コンボ大好きな諸兄なら「3枚か…」と、うんざりしていると思うけれど、実のところは【達成できるかどうかわからない】という状況にワクワクしていると思う。
コンボデッキを使う者はマゾ。はっきりわかんだね。
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【コンボパーツについて】
《強大化》
(5)(G)でプレイすることが出来るインスタント。
+6/+6の修正をターン終了時までクリーチャーに与え、探査が可能。
二段攻撃持ちにプレイすると異常なダメージ量が見込める。
1ゲームに1回プレイするのが関の山。
2回プレイする行動は稀な気がする。
《ティムールの激闘》
(1)(R)でプレイすることが出来るインスタント。
クリーチャーに二段攻撃を与え、獰猛達成でトランプルが付く。
クリーチャー強化との相性は言わずもがな。
コストの軽さで何度もプレイできるが、これ自身でクリーチャーのPTが変化するわけではないので除去耐性なども付かず、戦闘を媒介とした除去(1:1交換)しか出来ないケースが多い。
《強大化》→《激闘》の順に使うメリット
1)獰猛を達成できるので、トランプルダメージが保証される。
2)強大化解決のあとで激闘を行うので、火力耐性が付くチャンスがある。
《激闘》→《強大化》の順に使うメリット
3)激闘が墓地に落ちた後に強大化の探査コストになるので、1マナ安く行動できる。
4)激闘の時点でクリーチャーを除去された時、強大化を温存できる。
2と4はメリットというかプレイングだけど。
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【媒介にするクリーチャー候補】
それぞれのスペルが赤と緑なので、自動的に赤か緑のクリーチャーが妥当。
ただ、回避能力を持っているクリーチャーが他の色にある場合には要検討。
《僧院の速槍》
速攻と果敢、タフネス2という打たれ強さがあり、安定した強さがある。
今回のコンボで使うスペルを使うたびに+1/+1されるので、3枚コンボで9/10二段攻撃に成長する。
1マナという軽さも良い。
だが回避能力が無いので、無警戒の相手で無いかぎりブロッカーないし除去は用意されている可能性は非常に高い。
《棲み家の防御者》
表向きになった時の回収能力、パワーによるブロック制限。
強大化をかけてからアタックすることで、ほとんどのクリーチャーはブロック不可能になる。
また、回収能力によりコンボ失敗時や仕留め損なった時などのサポートも心強い。
惜しむらくは速攻がないので奇襲できないところと、強すぎて厄介なので相手から裏向きのまま即除去されること。
《アクロスの戦線砕き》
(2)(R)の2/1。
英雄的で+2/+0と威嚇を得る。
赤かアーティファクト・クリーチャーにしかブロックされなくなる。
Pの伸びも素晴らしく、強大激闘で12/7二段攻撃。
トランプルついていればタフネス4までは20点ダメージをブチ込める。
回避能力も伸びも申し分無いが、3マナという微妙な重さが玉に瑕。
《バサーラ塔の弓兵》
(G)(G)の2/1。
呪禁を持っているので、除去耐性はある。
コンボを邪魔されることを心配せず進められる。
が、色拘束がキツいのと、回避能力がないので攻める動きが取りにくい。
《凶暴な賢刃》
バイオゴリラ
自分で強くなる。
速攻つけられる。
手札に戻ってくる。
色々とスーパー能力持っていて賢いのだが、いかんせん起動コストが重い。
そして「コンボとかやらなくても、俺だけで殴り続けてれば相手倒せるウホ」
って声が聴こえる。
ほかにも便利そうなクリーチャーはいるけれど他色。
《グドゥルの闇潜み》や《神出鬼没の呪拳士》のアンブロッカブル。
各種フライング持ち → 白や青
威嚇、畏怖持ち → 黒
先述もしたが、クリーチャーが居ないと話にならない。
だが、強化があって生きるコンボなので、強化をしなければ決定力に欠ける。
つまるところ、自身で強化されるクリーチャーがベター。
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【構成について】
クリーチャーが居ないと、せっかくスペルが手札に来ても使いようがない。
「一撃必殺」という姿勢は崩さないスタンスで。
多数のクリーチャーの中からブロックをかいくぐった一人だけ超強化、巨大な槍で致死させる「ロンギヌス型」
回避能力を持ったクロッカーが突如大型クリーチャーに豹変し、相手の油断を突く「居合型」
などが考えられる。
ネーミングに突っ込むのは野暮。
ロンギヌス型はウィニークリーチャーからのオマケとして積み込まれるコンボなので、このコンボが無くても押しきれるケースが多い。
そして「このコンボがそのウィニー構成の邪魔になる」ジレンマがある。
居合型は少数精鋭による動きが基本となるので、安定した形にはなるがコントロールしながら突如瞬殺するためクリーチャーは少なめ。
火力や阻害スペル多めで戦線を安定させつつ攻めに転じる。
が、単体除去(特に布告系)に弱く、次弾装填に時間が掛かる弱みがある。
トークンで物量押しするのであれば、アタルカの命令で十分。このコンボは蛇足で邪魔。
※アタルカレッドはデッキ全体でシナジー形成されているのが超強い理由。
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【暫定的な着点】
ビートダウン型に入れるのであれば《強大化》と《激闘》を2枚ずつとか、「味付け」程度に入れることが良い。
デッキコンセプトの阻害をするコンボはそもそも害悪。
クロック型に入れるのであれば、コントロール色とマナ基盤をしっかりさせる。
探査コストが使用できるとはいえ、合計8マナ使用するコンボ。
探査を使用するのであれば墓地が肥えなければならない。
火力でガンガン攻めつつ、湧いてきた《速槍》と《強大化》と《激闘》がなぎ倒すのは圧巻。
現在のところ、地上を固めて火力で牽制。
手札で揃ったらスパっと斬りかかりに行くタイプが安定。
速攻型は速攻型にするあまり、非常に、実に非常に不安定。
相手のクリーチャー奪って強大化してダブストとか楽しそうだなー。
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いじょう、こうさつというかまとまりのないぶんしょう。
まず、これらのカードはどちらもクリーチャーを媒介にしなければならない。
つまり3枚コンボである。
コンボ大好きな諸兄なら「3枚か…」と、うんざりしていると思うけれど、実のところは【達成できるかどうかわからない】という状況にワクワクしていると思う。
コンボデッキを使う者はマゾ。はっきりわかんだね。
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【コンボパーツについて】
《強大化》
(5)(G)でプレイすることが出来るインスタント。
+6/+6の修正をターン終了時までクリーチャーに与え、探査が可能。
二段攻撃持ちにプレイすると異常なダメージ量が見込める。
1ゲームに1回プレイするのが関の山。
2回プレイする行動は稀な気がする。
《ティムールの激闘》
(1)(R)でプレイすることが出来るインスタント。
クリーチャーに二段攻撃を与え、獰猛達成でトランプルが付く。
クリーチャー強化との相性は言わずもがな。
コストの軽さで何度もプレイできるが、これ自身でクリーチャーのPTが変化するわけではないので除去耐性なども付かず、戦闘を媒介とした除去(1:1交換)しか出来ないケースが多い。
《強大化》→《激闘》の順に使うメリット
1)獰猛を達成できるので、トランプルダメージが保証される。
2)強大化解決のあとで激闘を行うので、火力耐性が付くチャンスがある。
《激闘》→《強大化》の順に使うメリット
3)激闘が墓地に落ちた後に強大化の探査コストになるので、1マナ安く行動できる。
4)激闘の時点でクリーチャーを除去された時、強大化を温存できる。
2と4はメリットというかプレイングだけど。
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【媒介にするクリーチャー候補】
それぞれのスペルが赤と緑なので、自動的に赤か緑のクリーチャーが妥当。
ただ、回避能力を持っているクリーチャーが他の色にある場合には要検討。
《僧院の速槍》
速攻と果敢、タフネス2という打たれ強さがあり、安定した強さがある。
今回のコンボで使うスペルを使うたびに+1/+1されるので、3枚コンボで9/10二段攻撃に成長する。
1マナという軽さも良い。
だが回避能力が無いので、無警戒の相手で無いかぎりブロッカーないし除去は用意されている可能性は非常に高い。
《棲み家の防御者》
表向きになった時の回収能力、パワーによるブロック制限。
強大化をかけてからアタックすることで、ほとんどのクリーチャーはブロック不可能になる。
また、回収能力によりコンボ失敗時や仕留め損なった時などのサポートも心強い。
惜しむらくは速攻がないので奇襲できないところと、強すぎて厄介なので相手から裏向きのまま即除去されること。
《アクロスの戦線砕き》
(2)(R)の2/1。
英雄的で+2/+0と威嚇を得る。
赤かアーティファクト・クリーチャーにしかブロックされなくなる。
Pの伸びも素晴らしく、強大激闘で12/7二段攻撃。
トランプルついていればタフネス4までは20点ダメージをブチ込める。
回避能力も伸びも申し分無いが、3マナという微妙な重さが玉に瑕。
《バサーラ塔の弓兵》
(G)(G)の2/1。
呪禁を持っているので、除去耐性はある。
コンボを邪魔されることを心配せず進められる。
が、色拘束がキツいのと、回避能力がないので攻める動きが取りにくい。
《凶暴な賢刃》
バイオゴリラ
自分で強くなる。
速攻つけられる。
手札に戻ってくる。
色々とスーパー能力持っていて賢いのだが、いかんせん起動コストが重い。
そして「コンボとかやらなくても、俺だけで殴り続けてれば相手倒せるウホ」
って声が聴こえる。
ほかにも便利そうなクリーチャーはいるけれど他色。
《グドゥルの闇潜み》や《神出鬼没の呪拳士》のアンブロッカブル。
各種フライング持ち → 白や青
威嚇、畏怖持ち → 黒
先述もしたが、クリーチャーが居ないと話にならない。
だが、強化があって生きるコンボなので、強化をしなければ決定力に欠ける。
つまるところ、自身で強化されるクリーチャーがベター。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【構成について】
クリーチャーが居ないと、せっかくスペルが手札に来ても使いようがない。
「一撃必殺」という姿勢は崩さないスタンスで。
多数のクリーチャーの中からブロックをかいくぐった一人だけ超強化、巨大な槍で致死させる「ロンギヌス型」
回避能力を持ったクロッカーが突如大型クリーチャーに豹変し、相手の油断を突く「居合型」
などが考えられる。
ネーミングに突っ込むのは野暮。
ロンギヌス型はウィニークリーチャーからのオマケとして積み込まれるコンボなので、このコンボが無くても押しきれるケースが多い。
そして「このコンボがそのウィニー構成の邪魔になる」ジレンマがある。
居合型は少数精鋭による動きが基本となるので、安定した形にはなるがコントロールしながら突如瞬殺するためクリーチャーは少なめ。
火力や阻害スペル多めで戦線を安定させつつ攻めに転じる。
が、単体除去(特に布告系)に弱く、次弾装填に時間が掛かる弱みがある。
トークンで物量押しするのであれば、アタルカの命令で十分。このコンボは蛇足で邪魔。
※アタルカレッドはデッキ全体でシナジー形成されているのが超強い理由。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【暫定的な着点】
ビートダウン型に入れるのであれば《強大化》と《激闘》を2枚ずつとか、「味付け」程度に入れることが良い。
デッキコンセプトの阻害をするコンボはそもそも害悪。
クロック型に入れるのであれば、コントロール色とマナ基盤をしっかりさせる。
探査コストが使用できるとはいえ、合計8マナ使用するコンボ。
探査を使用するのであれば墓地が肥えなければならない。
火力でガンガン攻めつつ、湧いてきた《速槍》と《強大化》と《激闘》がなぎ倒すのは圧巻。
現在のところ、地上を固めて火力で牽制。
手札で揃ったらスパっと斬りかかりに行くタイプが安定。
速攻型は速攻型にするあまり、非常に、実に非常に不安定。
相手のクリーチャー奪って強大化してダブストとか楽しそうだなー。
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いじょう、こうさつというかまとまりのないぶんしょう。
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