デッキを組むときは、必ず何がしたいかを確立する。
それを達成するように、デッキは構築される。
だが、それだけを求めることに力を注ぎすぎると
思わぬところから足を掬われる。
つまり「第二の刃」が必要なのだ。
もちろん「一点突破」であることも重要だ。
それのみに特化されたデッキは、目を瞠る爆発力が備わっている。
そんなデッキも大好きなのだが、今回はその「第二の刃」を設けたデッキを作った。
【スタンダード】
Tempo-Death LO
クリーチャー:24
3:《シディシの信者/Sidisi’s Faithful》
4:《獣呼びの学者/Beastcaller Savant》
3:《反射魔道士/Reflector Mage》
4:《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
3:《失われた業の巫師/Shaman of Forgotten Ways》
3:《跳ねる混成体/Bounding Krasis》
1:《風番いのロック/Wingmate Roc》
3:《血統の観察者/Brood Monitor》
呪文:11
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
4:《嘲る映し身/Mirror Mockery》
3:《群の祭壇/Altar of the Brood》
2:《深海の主、キオーラ/Kiora, Master of the Depths》
土地:25
1:《平地/Plains》
2:《島/Island》
3:《森/Forest》
4:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
2:《荒廃した森林/Blighted Woodland》
2:《梢の眺望/Canopy Vista》
1:《大草原の川/Prairie Stream》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige》
まず「嘲る映し身」というスタンダードでは余り見かけないカードを4枚搭載した。
これはクリーチャーに付けるオーラで、それが攻撃した時にコピーをあなたの戦場に出す効果を持つ。ただし、戦闘が終了するとそのコピーは消えてしまう。
これは戦場に出るときに色々悪いことをするような生物とすこぶる相性が良い。
例えば「シディシの信者」。
これは濫用というそんなのあったなというメカニズムの戦場に出たときにクリーチャーを生け贄にすることで誘発する能力だ。
シディシの信者はクリーチャー1体をバウンスする能力を持っている。
通常、濫用はクリーチャーを生け贄に捧げるので、犠牲がつきものだ。
しかしながら、嘲る映し身を付けてコピー自身を生け贄にすることでロスなく能力を使用することが出来る。
1T シディシの信者
2T 嘲る映し身をつけてシディシの信者が攻撃→相手クリーチャー1体バウンス
と、延々とテンポを奪うことも出来る。
そうやって相手をもたつかせている間に、こちらは悠々と次弾を装填していればいいわけだ。
このデッキには嘲る映し身のパートナーが数多く盛り込まれており、「反射魔道士」であれば、同じようにバウンスをするものの次回のプレイにおいて制限を加えてしまうことが出来、「跳ねる混成体」であればタップしてブロッカーを排除出来る。
風番いのロックに至っては強力な3/4フライヤーを生産することも出来るので、制空権の確立に大いに役立つだろう。
また、これは相手のクリーチャーにつけても構わない。
相手の包囲サイにつけることで、相手は攻撃をためらうだろう。
さて、嘲る映し身の良い所だけを挙げていったが、いかんせん「攻撃をする」ということが必要なため、状況によっては活用できない場合もある。
それを改善するために産まれた(?)のが「変位エルドラージ」だ。
これは2Cを使用することで、クリーチャーをブリンクさせることが出来る。
つまり、攻撃が必要だった嘲る映し身の効果をマナで使用することが出来るのだ。
しかも1ターンに1回なんてケチくさいことはない、マナがあればいくらでも使用できる。
序盤にテンポを稼ぎ、そのまま殴り倒しても良いが、、、、
あえてこのデッキにはここで第二の刃を仕込ませた。
それが「群の祭壇」だ。
これはパーマネントが自身の戦場に出るたびに相手のライブラリーを削る、石臼系のアーティファクトだ。
これが戦場にある状態で、変位エルドラージと血統の観察者が居たらどうなるだろうか。
答えは簡単。相手のライブラリーが消し飛ぶ。
1.血統の観察者が戦場に出ると末裔トークンが3体出る。
2.末裔トークンは自身を生け贄にすることで(1)が発生する。3体で(3)だ。
3.そのマナを使用して変位エルドラージの能力を血統の観察者に使用する。
4.1に戻る。
こうして群の祭壇の能力が延々誘発し、相手のライブラリーが(旧エルドラージでも居ないかぎり)消し飛ぶのだ。
コンボデッキとしても、テンポビートとしても、どちらでも攻められる。
一つで二度おいしいデッキ、いかがだろうか!
もちろんベースをコンボデッキにして勝ち、それを倒そうとがっちり対策を組んだ相手を嘲るようにサイドボードからアグレッシブにスイッチしてもいい。
このデッキをチューンして、どこかで勝利してくれると俺は嬉しい!
─跳ねる混成体LOVER kirio
それを達成するように、デッキは構築される。
だが、それだけを求めることに力を注ぎすぎると
思わぬところから足を掬われる。
つまり「第二の刃」が必要なのだ。
もちろん「一点突破」であることも重要だ。
それのみに特化されたデッキは、目を瞠る爆発力が備わっている。
そんなデッキも大好きなのだが、今回はその「第二の刃」を設けたデッキを作った。
【スタンダード】
Tempo-Death LO
クリーチャー:24
3:《シディシの信者/Sidisi’s Faithful》
4:《獣呼びの学者/Beastcaller Savant》
3:《反射魔道士/Reflector Mage》
4:《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
3:《失われた業の巫師/Shaman of Forgotten Ways》
3:《跳ねる混成体/Bounding Krasis》
1:《風番いのロック/Wingmate Roc》
3:《血統の観察者/Brood Monitor》
呪文:11
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
4:《嘲る映し身/Mirror Mockery》
3:《群の祭壇/Altar of the Brood》
2:《深海の主、キオーラ/Kiora, Master of the Depths》
土地:25
1:《平地/Plains》
2:《島/Island》
3:《森/Forest》
4:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
2:《荒廃した森林/Blighted Woodland》
2:《梢の眺望/Canopy Vista》
1:《大草原の川/Prairie Stream》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige》
まず「嘲る映し身」というスタンダードでは余り見かけないカードを4枚搭載した。
これはクリーチャーに付けるオーラで、それが攻撃した時にコピーをあなたの戦場に出す効果を持つ。ただし、戦闘が終了するとそのコピーは消えてしまう。
これは戦場に出るときに色々悪いことをするような生物とすこぶる相性が良い。
例えば「シディシの信者」。
これは濫用という
シディシの信者はクリーチャー1体をバウンスする能力を持っている。
通常、濫用はクリーチャーを生け贄に捧げるので、犠牲がつきものだ。
しかしながら、嘲る映し身を付けてコピー自身を生け贄にすることでロスなく能力を使用することが出来る。
1T シディシの信者
2T 嘲る映し身をつけてシディシの信者が攻撃→相手クリーチャー1体バウンス
と、延々とテンポを奪うことも出来る。
そうやって相手をもたつかせている間に、こちらは悠々と次弾を装填していればいいわけだ。
このデッキには嘲る映し身のパートナーが数多く盛り込まれており、「反射魔道士」であれば、同じようにバウンスをするものの次回のプレイにおいて制限を加えてしまうことが出来、「跳ねる混成体」であればタップしてブロッカーを排除出来る。
風番いのロックに至っては強力な3/4フライヤーを生産することも出来るので、制空権の確立に大いに役立つだろう。
また、これは相手のクリーチャーにつけても構わない。
相手の包囲サイにつけることで、相手は攻撃をためらうだろう。
さて、嘲る映し身の良い所だけを挙げていったが、いかんせん「攻撃をする」ということが必要なため、状況によっては活用できない場合もある。
それを改善するために産まれた(?)のが「変位エルドラージ」だ。
これは2Cを使用することで、クリーチャーをブリンクさせることが出来る。
つまり、攻撃が必要だった嘲る映し身の効果をマナで使用することが出来るのだ。
しかも1ターンに1回なんてケチくさいことはない、マナがあればいくらでも使用できる。
序盤にテンポを稼ぎ、そのまま殴り倒しても良いが、、、、
あえてこのデッキにはここで第二の刃を仕込ませた。
それが「群の祭壇」だ。
これはパーマネントが自身の戦場に出るたびに相手のライブラリーを削る、石臼系のアーティファクトだ。
これが戦場にある状態で、変位エルドラージと血統の観察者が居たらどうなるだろうか。
答えは簡単。相手のライブラリーが消し飛ぶ。
1.血統の観察者が戦場に出ると末裔トークンが3体出る。
2.末裔トークンは自身を生け贄にすることで(1)が発生する。3体で(3)だ。
3.そのマナを使用して変位エルドラージの能力を血統の観察者に使用する。
4.1に戻る。
こうして群の祭壇の能力が延々誘発し、相手のライブラリーが(旧エルドラージでも居ないかぎり)消し飛ぶのだ。
コンボデッキとしても、テンポビートとしても、どちらでも攻められる。
一つで二度おいしいデッキ、いかがだろうか!
もちろんベースをコンボデッキにして勝ち、それを倒そうとがっちり対策を組んだ相手を嘲るようにサイドボードからアグレッシブにスイッチしてもいい。
このデッキをチューンして、どこかで勝利してくれると俺は嬉しい!
─跳ねる混成体LOVER kirio
コメント
このデッキもパッとくむと、中隊とラリーが入ってごにょるんですよね。
あとは足すとしたら賢いなりすましも4枚ぶっこんで徹底するとか・・?
一番困ったのは勝ち手段ですが群れの祭壇は悪くないかもしれないですね。
なぜならば、攻撃をためらうどころか《ドロモカの命令》で強化され、生け贄に捧げられ殴りかかってくるから(体験談)。
ぜひアレンジしてくださいw
中隊は不確定要素が強いので個人的にはあまり評価していないのと、ラリーのようなカードは専用デッキでないと活きなそうと判断したので、、最初から頭に入ってませんでしたァー!!
賢いなりすましは構築中に抜けてってしまいました。
面晶体の連結デッキで使おうかと画策してます。
>alchestisさん
サイやっぱ怖いし悪いわ・・・