VAMPIRE@Othello
2016年2月8日 MtG「同盟者は弱い」
そんな事を一度でも口にしたものは必ず生命を落とす。
だいたい百年経ったら生命は無いと思え!
同盟者は強いぞ。
具体的に言うと、同盟者トークンが強い。
それも、OGWで出たこのアーティファクトが強いのだ。
過去日記でも数回「これは強い」と紹介したが、あれは嘘だ。
「これは、ウザい」
このカードのウザいところを挙げよう。
1.装備品である。
オーラと異なり、持ち主が場を離れてもこのカードは場に残り、次の持ち主を待つことが出来る。
つまり、目減りしない。
2.アーティファクトである。
今の環境で、アーティファクトを触るカードは殆ど無い。
挙げるとするならば《コラガンの命令》か《世界を破壊するもの》だろうか。
故に、1と併せて場に残り続ける脅威となる。
3.軽量である。
呪文コストが2で、装備コストが1である。
特に装備コストが1であることが大きい。
4.自ら持ち主を発生する能力を持つ。
装備品はクリーチャーが居なければ役に立たないが、これは自身を活用するパーマネントを生成出来る。
つまり、1体でもクリーチャーが残っていれば、次々とクリーチャーを増やせるのだ。
5.出てくるトークンが同盟者。
同盟者は「結集」という仲間が来ると能力を発揮する。
それのトリガーがこれだ。手札を消費すること無く、能力のトリガーを引けるのだ。
と、まぁウザポイントを挙げればもっと出せるが今日はこのぐらいにしておいてやる。
さて、これを使用して以下の様なデッキが出来た。
(っていうか前にも紹介したやつの焼き直しだが!)
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
クリーチャー:17
2:《石鍛冶の見習い/Stoneforge Acolyte》
3:《コーの刃振り/Kor Bladewhirl》
4:《カラストリアの癒し手/Kalastria Healer》
4:《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》
2:《ランタンの斥候/Lantern Scout》
2:《マラキールの解放者、ドラーナ/Drana, Liberator of Malakir》
呪文:18
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2:《破滅の道/Ruinous Path》
4:《ギデオンの誓い/Oath of Gideon》
2:《石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterwork》
4:《隊長の鉤爪/Captain’s Claws》
4:《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
土地:25
7:《平地/Plains》
5:《沼/Swamp》
4:《同盟者の宿営地/Ally Encampment》
4:《乱脈な気孔/Shambling Vent》
4:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
1:《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige》
サイドボード:未定
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
このデッキのキークリーチャーは《カラストリアの癒やし手》だ。
この同盟者は、仲間が来ると相手のライフを1点奪う。
「たったの1点だ」なんていうのは大きな間違いだ。
これはライフを1点ドレインしているので、2点のダメージを与えたに等しいライフ差なのだ。
つまり、パーフォロスの2点ダメージ誘発を2マナのクリーチャーがこなしているのだ。
やってくれるぜ、癒やし手。
2ターン目に《癒し手》が出たら、次のターンには《隊長の鉤爪》が出て、《癒し手》がそれを装備して相手に攻撃を始める。
さて、相手が失うライフはいくつだろうか?
正解は「4点」
1.《癒し手》の基本パワー1
2.《鉤爪》の修整分1
3.攻撃状態の同盟者トークンのパワー1
4.同盟者が出た事による《癒やし手》の結集能力によるドレイン1
もちろん、これは相手に忌々しいブロッククリーチャーが居ないときに限る数字だが、前述のとおり「ドレイン1点」により、実際は5点のライフ差を付けている。
さらに次のターンにはもう1体の同盟者がノーコストで現れ、1点のライフを奪っていく。
手札から同盟者が現れれば追加のライフ差が着く寸法だ。
3ターン目の行動として《鉤爪》をあげたが、別ルートとして《ギデオンの誓い》というパターンの場合は、より相手にとって悪夢かもしれない。
《誓い》は、同盟者トークンを2体戦場に出す効果を持つので、《癒し手》によるドレインを2回誘発させる。
つまり4点差を付ける。
対戦相手は「まだ慌てる点差じゃない」と高をくくっているだろう。
そして現れる《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
驚く無かれ、《誓い》の効果により忠誠度5で現れるこのプレインズウォーカー。
奥義能力を使用しても場に残り、次のターンからトークンの生産をしたり、なんと立ち上がり殴りかかってくるではないか。
3ターン目で出たトークンは2/2となり、馬鹿にはできない打撃力を持って相手に襲いかかる。
しかしながら、4ターン目と言えば相手も屈強なクリーチャーが待ち構えているだろう。
だから無理して殴ることは必要ない。
次のターンには破壊不能を持った頼りになる兄貴がいるのだ。
ここに《ズーラポートの殺し屋》が現れる。
こいつは「味方が死んだらその報復で相手のライフを1点ドレインする」能力を持つオッサンだ。
フレディー・マーキュリーに似ている。
さぁ、チャンプアタックの始まりだ。
前述の《鉤爪》で出たトークンでも、《誓い》で出たトークンでもいい。
それに《鉤爪》を付けてアタックするとどうなるだろう。
《ギデオン》の紋章により強化されたトークンは、《鉤爪》の効果でパワーが上がり3/2。
そして出てくるトークンが2/2で、打点が5。
しかしながら中堅サイズでは相手の《包囲サイ》や《現実を砕くもの》なんかに討ち取られるだろう。
だが、そんなの関係ねぇ!
《殺し屋》、《癒し手》が揃っている状態であれば、トークンが出て1点ドレイン、トークンが死んで1点ドレイン。
これでライフの4点差を付けられる。
相手にとっては不自由極まりない強いられることだろう。
なにせ、玉砕覚悟で突っ込んでくる同盟者。
倒しても倒しても湧いてくるトークンに、出ても死んでも奪われるライフ。
気がついた時には自分のライフは初期ライフから対して変わってないのに、相手のライフを一桁にまで追い詰めているだろう。
攻撃がすべてブロックされているにもかかわらず、ね。
しかしながら小粒クリーチャーを横に並べるデッキの宿命か、ドレインされるのを覚悟に全体除去をしてくる相手もいるだろう。
あなたの戦場は更地になってしまった。
使用されたカードは《命運の核心》で、相手のオジュタイが残ったまま。
だが、何も問題はない。
紋章がついている《乱脈な気孔》が《鉤爪》を付けて殴ってくるのだ。
そして現れるトークン。
次のターンからはトークンが《鉤爪》をつけて、さらに別のトークンが湧いてくる。
同盟者は耐え、そして絶えないのだ。
先述した《ギデオン》だが、《誓い》下では出してすぐ奥義を使っても戦場に残り、目に見える脅威として存在し続ける。
そして自身の紋章パワーを携えて6/6で殴ることができる。
だがちょっとテキストを深く読んでみて欲しい。
《ギデオン》はクリーチャー状態では「同盟者」なのだ。
そりゃあそうだろう。と言われそうだが、つまり・・・
《同盟者の宿営地》で、手札に戻せるってことなんだよ!
※除去をかわしながらなら、カードアドバンテージも取れてしまう優れもの!
1.《ギデオン》を出す
↓
2・紋章を得る
↓
3.《宿営地》で戻す
↓
4.1に戻る。
さて、出てくるトークンはどこまで強くなれるかな?
出てくるトークンで、そのまま攻めてライフを削っても良い。
殴らずじっとして、トークン産出またはトークン死亡してドレインでライフを絞っても良い。
相手は「攻めているのにライフを削られる、じっとしていても削られる」という理不尽なドレインでゲームを終わらせてしまうだろう。
言い忘れていたけど、上記すべては《癒し手》などの誘発能力持ちクリーチャーが1体だけの状況で話をしている。
つまり、わかるな?
さぁ、みなさんも良いドレインライフを。
そんな事を一度でも口にしたものは必ず生命を落とす。
だいたい百年経ったら生命は無いと思え!
同盟者は強いぞ。
具体的に言うと、同盟者トークンが強い。
それも、OGWで出たこのアーティファクトが強いのだ。
Captain’s Claws / 隊長の鉤爪 (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、白の1/1のコー(Kor)・同盟者(Ally)クリーチャー・トークンを1体、タップ状態で攻撃している状態で戦場に出す。
装備(1)
過去日記でも数回「これは強い」と紹介したが、あれは嘘だ。
「これは、ウザい」
このカードのウザいところを挙げよう。
1.装備品である。
オーラと異なり、持ち主が場を離れてもこのカードは場に残り、次の持ち主を待つことが出来る。
つまり、目減りしない。
2.アーティファクトである。
今の環境で、アーティファクトを触るカードは殆ど無い。
挙げるとするならば《コラガンの命令》か《世界を破壊するもの》だろうか。
故に、1と併せて場に残り続ける脅威となる。
3.軽量である。
呪文コストが2で、装備コストが1である。
特に装備コストが1であることが大きい。
4.自ら持ち主を発生する能力を持つ。
装備品はクリーチャーが居なければ役に立たないが、これは自身を活用するパーマネントを生成出来る。
つまり、1体でもクリーチャーが残っていれば、次々とクリーチャーを増やせるのだ。
5.出てくるトークンが同盟者。
同盟者は「結集」という仲間が来ると能力を発揮する。
それのトリガーがこれだ。手札を消費すること無く、能力のトリガーを引けるのだ。
と、まぁウザポイントを挙げればもっと出せるが今日はこのぐらいにしておいてやる。
さて、これを使用して以下の様なデッキが出来た。
(っていうか前にも紹介したやつの焼き直しだが!)
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
クリーチャー:17
2:《石鍛冶の見習い/Stoneforge Acolyte》
3:《コーの刃振り/Kor Bladewhirl》
4:《カラストリアの癒し手/Kalastria Healer》
4:《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》
2:《ランタンの斥候/Lantern Scout》
2:《マラキールの解放者、ドラーナ/Drana, Liberator of Malakir》
呪文:18
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2:《破滅の道/Ruinous Path》
4:《ギデオンの誓い/Oath of Gideon》
2:《石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterwork》
4:《隊長の鉤爪/Captain’s Claws》
4:《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
土地:25
7:《平地/Plains》
5:《沼/Swamp》
4:《同盟者の宿営地/Ally Encampment》
4:《乱脈な気孔/Shambling Vent》
4:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
1:《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige》
サイドボード:未定
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
このデッキのキークリーチャーは《カラストリアの癒やし手》だ。
この同盟者は、仲間が来ると相手のライフを1点奪う。
「たったの1点だ」なんていうのは大きな間違いだ。
これはライフを1点ドレインしているので、2点のダメージを与えたに等しいライフ差なのだ。
つまり、パーフォロスの2点ダメージ誘発を2マナのクリーチャーがこなしているのだ。
やってくれるぜ、癒やし手。
2ターン目に《癒し手》が出たら、次のターンには《隊長の鉤爪》が出て、《癒し手》がそれを装備して相手に攻撃を始める。
さて、相手が失うライフはいくつだろうか?
正解は「4点」
1.《癒し手》の基本パワー1
2.《鉤爪》の修整分1
3.攻撃状態の同盟者トークンのパワー1
4.同盟者が出た事による《癒やし手》の結集能力によるドレイン1
もちろん、これは相手に忌々しいブロッククリーチャーが居ないときに限る数字だが、前述のとおり「ドレイン1点」により、実際は5点のライフ差を付けている。
さらに次のターンにはもう1体の同盟者がノーコストで現れ、1点のライフを奪っていく。
手札から同盟者が現れれば追加のライフ差が着く寸法だ。
3ターン目の行動として《鉤爪》をあげたが、別ルートとして《ギデオンの誓い》というパターンの場合は、より相手にとって悪夢かもしれない。
《誓い》は、同盟者トークンを2体戦場に出す効果を持つので、《癒し手》によるドレインを2回誘発させる。
つまり4点差を付ける。
対戦相手は「まだ慌てる点差じゃない」と高をくくっているだろう。
そして現れる《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
驚く無かれ、《誓い》の効果により忠誠度5で現れるこのプレインズウォーカー。
奥義能力を使用しても場に残り、次のターンからトークンの生産をしたり、なんと立ち上がり殴りかかってくるではないか。
3ターン目で出たトークンは2/2となり、馬鹿にはできない打撃力を持って相手に襲いかかる。
しかしながら、4ターン目と言えば相手も屈強なクリーチャーが待ち構えているだろう。
だから無理して殴ることは必要ない。
次のターンには破壊不能を持った頼りになる兄貴がいるのだ。
ここに《ズーラポートの殺し屋》が現れる。
こいつは「味方が死んだらその報復で相手のライフを1点ドレインする」能力を持つオッサンだ。
フレディー・マーキュリーに似ている。
さぁ、チャンプアタックの始まりだ。
前述の《鉤爪》で出たトークンでも、《誓い》で出たトークンでもいい。
それに《鉤爪》を付けてアタックするとどうなるだろう。
《ギデオン》の紋章により強化されたトークンは、《鉤爪》の効果でパワーが上がり3/2。
そして出てくるトークンが2/2で、打点が5。
しかしながら中堅サイズでは相手の《包囲サイ》や《現実を砕くもの》なんかに討ち取られるだろう。
だが、そんなの関係ねぇ!
《殺し屋》、《癒し手》が揃っている状態であれば、トークンが出て1点ドレイン、トークンが死んで1点ドレイン。
これでライフの4点差を付けられる。
相手にとっては不自由極まりない強いられることだろう。
なにせ、玉砕覚悟で突っ込んでくる同盟者。
倒しても倒しても湧いてくるトークンに、出ても死んでも奪われるライフ。
気がついた時には自分のライフは初期ライフから対して変わってないのに、相手のライフを一桁にまで追い詰めているだろう。
攻撃がすべてブロックされているにもかかわらず、ね。
しかしながら小粒クリーチャーを横に並べるデッキの宿命か、ドレインされるのを覚悟に全体除去をしてくる相手もいるだろう。
あなたの戦場は更地になってしまった。
使用されたカードは《命運の核心》で、相手のオジュタイが残ったまま。
だが、何も問題はない。
紋章がついている《乱脈な気孔》が《鉤爪》を付けて殴ってくるのだ。
そして現れるトークン。
次のターンからはトークンが《鉤爪》をつけて、さらに別のトークンが湧いてくる。
同盟者は耐え、そして絶えないのだ。
先述した《ギデオン》だが、《誓い》下では出してすぐ奥義を使っても戦場に残り、目に見える脅威として存在し続ける。
そして自身の紋章パワーを携えて6/6で殴ることができる。
だがちょっとテキストを深く読んでみて欲しい。
《ギデオン》はクリーチャー状態では「同盟者」なのだ。
そりゃあそうだろう。と言われそうだが、つまり・・・
《同盟者の宿営地》で、手札に戻せるってことなんだよ!
※除去をかわしながらなら、カードアドバンテージも取れてしまう優れもの!
1.《ギデオン》を出す
↓
2・紋章を得る
↓
3.《宿営地》で戻す
↓
4.1に戻る。
さて、出てくるトークンはどこまで強くなれるかな?
出てくるトークンで、そのまま攻めてライフを削っても良い。
殴らずじっとして、トークン産出またはトークン死亡してドレインでライフを絞っても良い。
相手は「攻めているのにライフを削られる、じっとしていても削られる」という理不尽なドレインでゲームを終わらせてしまうだろう。
言い忘れていたけど、上記すべては《癒し手》などの誘発能力持ちクリーチャーが1体だけの状況で話をしている。
つまり、わかるな?
さぁ、みなさんも良いドレインライフを。
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