電招の塔、今こそ使いどき。かも?
2018年9月5日 Magic: The Gathering コメント (2)かつてエネルギーカウンターが飛び交っていた時代があった。
公式によって優良供給カードが次々とBANされてしまい、今や
「そういえば禁止なんだよな」と、思い出しては悲しくなる彼ら。
彼らは強かった。いや、強すぎたのだ。
緑マナが出せる土地と《霊気との調和》があれば、土地なんか適当
な枚数でも回ったし、3マナ域に届けば《ならず者の生成屋》が
さらなるエネルギーと、1枚のカードを提供してくれた。
また6エネルギー注いでタップするだけで《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を
呼び寄せていた《霊気池の驚異》については、戦場をまるで嵐の
ようにかき乱していた。
それらはもはや禁止解除されることなく、スタンダードから姿を消して
しまう。
それほど、エネルギーという概念は強かった。
さて、本題に戻る。
ラヴニカのギルドの新カードが徐々に紹介され、この多種多様なカードが
ひしめいている現環境も終盤にさしかかっている。
上述のエネルギーも、しばらくは日の目を見ることはないだろう。
ありがとう、楽しかったよ! エネルギーカウンター!
という意味を込めて、下記のデッキを作ってみた。
ベースは《運命のきずな》を連発するバントコントロールに近いが、色は白青。
スペルを多用するので、《電招の塔》でエネルギーを溜めて小回りを効かせている。
《ドミナリアの英雄、テフェリー》がいなくても、相手のライフを削り続けることができる。
《天才の片鱗》で溜まっているエネルギーの使いみちがない、なんて贅沢な悩みともおさらばだ。
--土地(27)
4 灌漑農地
4 氷河の城砦
4 霊気拠点
2 廃墟の地
2 オラーズカの拱門
4 平地
7 島
--クリーチャー(2)
2 奔流の機械巨人
--呪文(31)
2 ドミナリアの英雄、テフェリー
2 アズカンタの探索
4 不許可
2 暗記/記憶
3 電招の塔
4 天才の片鱗
3 封じ込め
3 残骸の漂着
2 燻蒸
2 排斥
4 運命のきずな
--サイドボード(15)
3 ギデオンの介入
3 黎明をもたらすものライラ
1 魔術遠眼鏡
2 否認
1 本質の散乱
1 残骸の漂着
2 機会医学的療法
2 俗物の放棄
序盤においては《封じ込め》と《残骸の漂着》で凌いで、《ドミナリアの英雄、テフェリー》や《奔流の機械巨人》で勝負を決める流れは同じ。
一般的な白青コントロールのデッキにおいて、カウンター呪文が入っているスロットに《電招の塔》が入っているので、カウンター呪文が少なめ。
その代わり、《塔》の盤面制圧力は「かゆいところに手が届く」と表現できる。
・出てすぐ起動できる。
・(エネルギーがあれば)毎ターン何度も使える。
・カウンター呪文を使いたくない細かいクリーチャーへの対処。
・PWへの牽制
・ゲームを着実に終わらせる「3点」という打点
それぞれは大したことの無いパワーだが、公式を散々悩ませた「エネルギー」を最後にひと花咲かせてもいいんじゃないかな!
公式によって優良供給カードが次々とBANされてしまい、今や
「そういえば禁止なんだよな」と、思い出しては悲しくなる彼ら。
彼らは強かった。いや、強すぎたのだ。
緑マナが出せる土地と《霊気との調和》があれば、土地なんか適当
な枚数でも回ったし、3マナ域に届けば《ならず者の生成屋》が
さらなるエネルギーと、1枚のカードを提供してくれた。
また6エネルギー注いでタップするだけで《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を
呼び寄せていた《霊気池の驚異》については、戦場をまるで嵐の
ようにかき乱していた。
それらはもはや禁止解除されることなく、スタンダードから姿を消して
しまう。
それほど、エネルギーという概念は強かった。
さて、本題に戻る。
ラヴニカのギルドの新カードが徐々に紹介され、この多種多様なカードが
ひしめいている現環境も終盤にさしかかっている。
上述のエネルギーも、しばらくは日の目を見ることはないだろう。
ありがとう、楽しかったよ! エネルギーカウンター!
という意味を込めて、下記のデッキを作ってみた。
ベースは《運命のきずな》を連発するバントコントロールに近いが、色は白青。
スペルを多用するので、《電招の塔》でエネルギーを溜めて小回りを効かせている。
《ドミナリアの英雄、テフェリー》がいなくても、相手のライフを削り続けることができる。
《天才の片鱗》で溜まっているエネルギーの使いみちがない、なんて贅沢な悩みともおさらばだ。
--土地(27)
4 灌漑農地
4 氷河の城砦
4 霊気拠点
2 廃墟の地
2 オラーズカの拱門
4 平地
7 島
--クリーチャー(2)
2 奔流の機械巨人
--呪文(31)
2 ドミナリアの英雄、テフェリー
2 アズカンタの探索
4 不許可
2 暗記/記憶
3 電招の塔
4 天才の片鱗
3 封じ込め
3 残骸の漂着
2 燻蒸
2 排斥
4 運命のきずな
--サイドボード(15)
3 ギデオンの介入
3 黎明をもたらすものライラ
1 魔術遠眼鏡
2 否認
1 本質の散乱
1 残骸の漂着
2 機会医学的療法
2 俗物の放棄
序盤においては《封じ込め》と《残骸の漂着》で凌いで、《ドミナリアの英雄、テフェリー》や《奔流の機械巨人》で勝負を決める流れは同じ。
一般的な白青コントロールのデッキにおいて、カウンター呪文が入っているスロットに《電招の塔》が入っているので、カウンター呪文が少なめ。
その代わり、《塔》の盤面制圧力は「かゆいところに手が届く」と表現できる。
・出てすぐ起動できる。
・(エネルギーがあれば)毎ターン何度も使える。
・カウンター呪文を使いたくない細かいクリーチャーへの対処。
・PWへの牽制
・ゲームを着実に終わらせる「3点」という打点
それぞれは大したことの無いパワーだが、公式を散々悩ませた「エネルギー」を最後にひと花咲かせてもいいんじゃないかな!
コメント
このリストエンチャント除去をインスタントに変えた方が、塔と青巨人とシナジーもあって面白いかなって思いました!
削剥・・・ ほんと削剥なんですよね。
便利すぎるあいつが憎い!
《封じ込め》《排斥》をインスタントにする件ですが、
「追放できる」方法の代替案が無いので、現状このままになっています。
-封じ込め
軽量で序盤に動けるので、主に2~4マナ域の生物を確実に除去したいので入っています。破壊不能相手でも対応できるのが強み。
《ゴブリンの鎖鳴らし》《鉄葉のチャンピオン》《不屈の神、ロナス》など
-排斥
クリーチャー以外にも触れる点が強く、また不要のときにはサイクリングできるのも強い。
各種PWに、相手の《排斥》系エンチャントに、大きな置物など。
シナジーは確かに欲しいので、《一瞬》《川の叱責》《バラルの巧技》などを試したのですが、エンチャントでの除去よりさらに悪い結果になることが多かったです。
戻す対象が「戦場に出たとき」を誘発させるパーマネントであったり、単純にハンドアドバンテージを失うだけになったり、速攻持ち─ 特に《栄光をもたらすもの》─ にはあまり効果がなかったりとで結局は必要悪のエンチャント対応になっています。